これ未満は考えにくいミニマル扇風機。テクノス「KI-1777」と「KI-1775」

「扇風機」以外の何ものにも見えない外観をしています。
「KI-1777」と「KI-1775」は色が違うだけで中身は同じです。

「KI-1777」は黒


TEKNOS 扇風機 リビング扇風機 首振り メカ式 ブラック KI-1777-K

「KI-1775」は白


TEKNOS 扇風機 リビング扇風機 首振り メカ式 ホワイト KI-1775-W

テクノス(TEKNOS)は、1975年に創業された東京に本社を置く日本の会社です。創業されたのが足立区の千住だったので会社名が千住(たぶん)という、分かりやすい社名をしています。現在は中国に工場を持ち、「テクノス」と「elite(エリート)」の2つのブランドで製品の開発と販売を手がけています。

率直に言って、テクノスが取り扱っている製品は、高級&高性能指向の製品ではありません。

そして、この 「KI-1777」(KI-1775)も、まさにその通りの仕様となっています。

まず、風量の調整は弱、中、強の3段階を押しボタンで切り替える方式です。「メカ式」とされていますが、ソフトではなく押しボタンという物理的な操作で回路を切り替える方式で、要するに安価な仕様ということでしょう。

さらに、この 「KI-1777」(KI-1775)には2時間の切りタイマー、そして左右の首振り機能がありますが、この 「KI-1777」(KI-1775)が持つ扇風機としての機能はそれで全てです。

押しボタンでの風量切り替え、タイマー、そして首振り(左右)。

まあ、特別な機能ではありません。

タイマーは無くても致命的とは言えないかもしれませんが、残りの2つの機能は扇風機としては必須とも言えるものです。そして、出来ることならタイマーもあった方が良いでしょう。

この 「KI-1777」(KI-1775) は、実績価格5,000円未満となっていて、もちろん高級扇風機ではありませんが、特別安い製品ということもありません。

機能的に特に優れたところがあるわけでもなく、むしろこれ未満の機能の扇風機は選びにくいというのが普通でしょう。あとは価格的に満足出来るかどうかということが、この 「KI-1777」(KI-1775)を選択する際に最も重要なポイントというか、実質的に唯一のポイントとなることは間違いなさそうです。

■KI-1777/KI-1775のスペック

発売2017年1月
サイズ幅360×奥行350×高さ690~870
重さ約3kg
羽根の枚数5枚
消費電力36/41W(50/60Hz)
風量調節3段階
風量-
風速(毎分)300/306m(50/60Hz)
左右首振りあり
上下首振り-

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