メーカーいわく、”こなれ感”のある3色カラーだそうです。
グラファイトグレー↓
パナソニック ハンディ・スティック掃除機 グラファイトグレー MC-SBU1F-H
カーマインレッド↓
パナソニック ハンディ・スティック掃除機 カーマインレッド MC-SBU1F-R
オリーブグリーン↓
パナソニック ハンディ・スティック掃除機 オリーブグリーン MC-SBU1F-G
これって床拭き用ワイパーじゃないの?
と思ってしまうほど、シンプルな外観をしています。
しかし、この「MC-SBU1F」は、れっきとしたコードレス掃除機です。
延長管を外してしまうと、細長い水筒のような、太すぎるマイクのような、あまり見かけないサイズの物体となります。
もうこの外観だけで、他のモデルを突き放す個性を放っています。
そして究極シンプルな外観は、もちろん軽さに直結します。
延長管を付けたスティック状態で750g、延長管を外すと530gしかありません。
これは軽い!
ただその代わり、掃除機としての機能的な特徴は少なく、メーカーが得意とするセンサー類なども搭載されていません。スイッチを入れてゴミを吸い込むだけです。
強で約7分、通常で約30分というバッテリーの持ちも特筆するようなものではなく、吸引力も一応「パワフル吸引」となっていますが、間違ってもダイソン的なレベルではないでしょう。運転音も73dBというのは、ちょっとうるさい方かもしれません。そして何より、吸い込めるゴミの容量が0.06リットルしかありません。
、、、。
まあ何しろ、このコンパクトさです。
この圧倒的な小ささと軽さを前にして、プラス何かを期待しようというのはちょっと贅沢かな、という気もしないでもありません。
「コンパクト」で1点勝負です。
色々機能を詰め込んだ全方位展開をすることの多いパナソニックらしからぬ、かなりトガった製品と言えるのではないでしょうか。
延長管が無い状態なら、ストラップに掛けて吊るしておけるという、サイズを生かしたデザインもかなり特徴的です。車の掃除用や、特定の場所の掃除用など、使う目的がはっきりしていて、そこにこの「MC-SBU1F」がピッタリはまるようであれば、実に使い勝手が良さそうです。
あえて言うなら、吸い込めるゴミの容量が0.06リットルしかないくせに、ゴミの溜まり具合を示すランプはいらなかったかもしれません。
あとは2万円オーバーという、あまりコンパクト感のない価格がネックとなるくらいでしょうか。
■MC-SBU1Fのスペック
発売 | 2019年3月 |
集じん容量 | 0.06L |
吸込み仕事率 | - |
運転時間 | HIGH:約7分・LONG:約30分 |
充電時間 | 約4時間 |
運転音 | 73dB |
サイズ(スティック) | 幅55×奥行91×高さ1072mm |
サイズ(本体) | 幅55×奥行59×高さ314mm |
重さ | スティック:0.75kg・本体:0.53kg |
バッテリー寿命 | - |
バッテリー価格 | 10,000円+税 |
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