微妙な「寝室モード」を搭載するパナソニックの加湿空気清浄機「F-VXM55」

「寝室モード搭載の快眠サポートモデル」と言われると、寝室以外では使えないような気もしてしまいそうですが、もちろんそんなことはなく、寝室以外でも普通に使用することの出来る空気清浄機です。

ホワイト↓


ブラック↓


この「F-VXM55」はパナソニックの空気清浄機ラインアップの中で唯一「寝室モード」という運転モードを搭載しています。

「寝室におすすめ」というメーカーの触れ込みはウソではないのです!まあ、当たり前ですが。

では、その「寝室モード」とは何なのかというと!

おやすみ前にこの「寝室モード」にすると、約15分間の強運転(「中」と「ターボ」の間)を行い、15分後からは運転音を抑えた自動運転(「静音」~「中」の間)に移行し、朝になり部屋が明るくなると5分間「中」運転を行ない、5分後からは再び運転音を抑えた自動運転(「静音」~「中」の間)に移行し、「寝室モード」にしてから12時間後になると運転を停止するという運転モードです。

、、、。

分かりにくいです。

要するに、眠る前と、起きた直後に少し強めに運転して、眠っている間は静かめに運転ということのようです。

普通に自動運転にしたままだと、睡眠中に急に運転音が大きくなったりしたときに目が覚めてしまうかも!という配慮をしてくれているということなのでしょうが、寝るときに「静音」にすれば良いだけのような気もしないでもありません。

無いよりは、あった方が良い。

まさにそんな感じの機能と言えるでしょう。

しかも、上位モデルと比べると、この「F-VXM55」は人の動きを感知する「ひとセンサー」とニオイを感知する「ニオイセンサー」がありません。

「ひとセンサー」はまだ良いとして、「寝室モード」なんかより、普通に「ニオイセンサー」を付けておいてくれた方が自動運転の精度は高まるような気がするのですが、おそらくそれはコストやコストやコストなどが、許さないということなのでしょう。

風量や加湿量も上位モデルからダウンしていますが、フィルター類は同じ構造なので、風量に応じた広さの部屋で使用すれば、空気をキレイにする能力については上位モデルと遜色は無さそうです。やっぱり、なるべくなら寝室で使ってあげた方が良さそうな製品と言えそうですが、予算的に上位モデルに出来るなら、確実にそちらの方がベターと言えるでしょう。

■F-VXM55のスペック

サイズW360×D230×H560
重さ8.3kg
適用畳数25畳(空気清浄)
風量0.9→1.9→5.4㎥/分
運転音18→29→53dB
消費電力5.0→8.0→53W
加湿量190→250→500ml/h
タンク容量約2.3L

コメント