パナソニックの空気清浄機「F-PXM55」

「しっかり吸引、薄型スマートモデル」という、実に無難な感じのするキャッチコピーからも、この製品がメーカーの主力製品ではなさそうな雰囲気が伝わって来ます。



パナソニック 空気清浄機 F-PXM55-K(ブラック)

国内主要メーカー製の空気清浄機の場合、加湿機能付きの空気清浄機がメインの製品となっており、加湿機能無しの空気清浄専用モデルは下位モデルとしてラインアップの端っこに加えられているパターンがほとんどです。

そして、この「F-PXM55」の場合も、その例に漏れません。

この「F-PXM55」は風量で見ると、加湿機能付きの空気清浄機ではナンバー3モデルとなる「F-VXM55」とほぼ同じということになりますが、花粉やPM2.5対応の専用運転モードなどはカットされ、メインのフィルターも上位モデルとは異なるものとなっており、単に加湿機能が無いという以上にランクダウンしている印象となっています。

ただ、「F-VXM55」とは異なり、ダストセンサーだけでなく、ちゃんとニオイセンサーも搭載しているので、悪臭が発生した時には自動で運転を強化してくれます。運転モードなどの小ワザはは少ないですが、一応必要な機能は揃っており、パワーの割に価格は抑え目となっている堅実モデルと見ることも出来、既に加湿器が単体で存在する場合などは、このタイプの空気清浄機が候補となって来てもおかしくはないでしょう。

■F-PXM55のスペック

サイズW300×D195×H580
重さ5.8kg
適用畳数25畳(空気清浄)
風量1.0→2.5→5.5㎥/分
運転音18→32→52dB
消費電力7.0→11.0→49.0W

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