ダイソンの空気清浄機能付きの空調家電です。
もはやおなじみとも言える「羽根の無い扇風機」シリーズの一環です。扇風機としての機能の他に空気清浄機を組み込んだ上、さらに温風を吹き出すモデルもあり、さらにさらにスマホ用アプリとの連携機能も搭載しているモデルもあります。
もともと姿かたちが似ているところに、色々な機能を詰め込んだことでラインアップのどの製品がどんな機能を持っているのか、訳が分かりにくい感じになっている気もするのですが、ダイソンのこの空気清浄機能付きシリーズは全てのモデルが0.1μmという超微粒子を約99.95%除去すると公言しているので全くもって侮ることは出来ません。
空気清浄機で多く使用されているHEPAフィルターは0.3μmの粒子をどれくらいキャッチ出来るかが性能の基準となっています。もちろんHEPAフィルターでも0.1μmの粒子をキャッチ出来ないということはなかったりするのですが、そこを99.95%ときっちり数字を出してくるところにメーカーの自信がうかがえます。
約1年交換が目安となるフィルターの価格はオフィシャルで6,480円と、もちろん決して安くありませんが、これだけの性能であれば法外とは言えないレベルでしょう。
空気清浄機能付ファンヒーター
dyson pure hot+cool link
スマートに空気を清浄しながら、温風も涼風も。他にはない一台三役
2016年9月発売モデル。オフィシャル価格78,624円。
PM0.1をキャッチするという空気清浄機としての優れた性能に加え、この「dyson pure hot+cool link」は、その製品名に示されている通り、単に送風するだけでなく、温風も吹き出すことが出来ます。
そして目標の室温を設定して、それに合わせた自動運転をすることも出来るのです。「他にはない一台三役」とダイソンさんがふんぞり返るのも納得です。さらに「link」が製品名に付いているこのモデルの場合、専用アプリを利用することで、部屋の過去現在の空気の状況を確認することだって出来るのです!
ただ、この「dyson pure hot+cool link」を触れ込み通りにふんぞり返らせておくためには、なるべく狭い部屋で使用した方が良いでしょう。なにしろ、この「dyson pure hot+cool link」の使用に適している部屋のサイズは約8畳と案外ひかえめです。いくら一台三役とはいえ、間違ってもこの一台に屋内の空調の全てを委ねることのないようにくれぐれも注意が必要です。
Dyson Pure Hot+Cool
空気を清浄しながら、暖かい風、涼しい風
2015年10月発売モデル。オフィシャル価格74,304円。
製品名から分かるとおり、「dyson pure hot+cool link」と比べると「link」がスッポリと抜け落ちています。当然、専用アプリとの連携機能はなく、部屋の空気をモニタリングすることや、スケジュール機能を使用することは出来ません。
しかし、PM0.1をキャッチする最高水準(たぶん)の空気清浄能力は「link」付きのモデルと変わりません。そして、適用面積が約8畳とひかえめな仕様となっていることも変わりません。
空気清浄機能付ファン
Pure Cool Link タワーファン
他の空気清浄機とは違い、PM0.1レベルの微細な粒子を自動で99.95%除去
2016年3月発売モデル。オフィシャル価格69,984円。
驚きの空気清浄能力を持つ「dyson pure cool」シリーズのトールサイズです。PM0.1サイズの超微粒子をキャッチする能力に加え、専用アプリで部屋の空気をモニタリングすることが出来ます。
トールサイズということで、シリーズ最大の適用畳数を誇ります。といっても約10畳なので世間的にはそれほどパワフルな空気清浄機とは言えないことには、ちょっと注意が必要でしょう。
Pure Cool Link テーブルファン
他の空気清浄機とは違い、PM0.1レベルの微細な粒子を自動で99.95%除去
2016年3月発売モデル。オフィシャル価格53,784円。
基本的な仕様はトールタイプと同様ですが、適用畳数が10畳→8畳へと20%スケールダウンしています。しかし、オフィシャル価格は、69,984円→53,784円へと約23%も減少しているので、考えようによってはお得に感じるかもしれないモデルです。
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