暖房器具が有名なコロナですが、空調関連機器ということで除湿機にも力を入れています。シンプルなデザインで機能的にも絞られた質実剛健系の除湿機がそろっています。ただ、近年は型番の変更のみで製品の中身についての進化は滞っているようです。また、除湿をするだけではなく冷風を吹き出すモデル=「どこでもクーラー」という独自のモデルも展開しています。
Hシリーズ(家電量販店向け商品)
CD-H1820
2020年3月発売モデル。価格目安:48,000円くらい。
四角くて上品げなシンプルな外見をしていますが、1日あたりの除湿量が16/18リットル(50/60Hz)というパワフルなモデルです。基本はコンプレッサー式ですが、必要とあれば300Wのヒーターも使って乾燥力を高めることが出来ます。そしてパワーだけという訳でもなく、センサーに基づいた自動運転や、多彩な送風も可能な多機能モデルです。旧モデルにあたる「CD-H1819」から仕様の変更はありません。
スピーディーな衣類乾燥、広いリビングの除湿におすすめの大能力タイプ
CD-H1020
2020年3月発売モデル。価格目安:42,000円くらい。
四角いシンプルな外見は上位モデル「CD-H1820」と同じです。同じ筐体を使用しているらしく、本体サイズもピタリと同じです。ただ、中身は少し違うので重さは少し(500g)軽くなっています。軽さ=パワーの弱さということらしく、上位モデル「CD-H1820」と比べると1日あたりの除湿量は16/18リットル→9/10リットル(50/60Hz)へと減っています。「CD-H1819」と同じ仕様のパワーダウンモデルです。旧モデルにあたる「CD-H1019」から仕様の変更はありません。
スピーディーな衣類乾燥。広いリビングの除湿におすすめの大能力タイプ
Sシリーズ(家電量販店向け商品)
CD-S6320
2020年2月発売モデル。価格目安:22,000円くらい。
上位となる「Hシリーズ」と比べると、だいぶ趣きの異なる外観をしたモデルです。1日当たりの除湿量は最大5.6/6リットル(50/60Hz)と「Hシリーズ」からはだいぶパワーも落ちますが、湿度センサーに基づいた自動運転などが可能な多機能モデルとなっています。旧モデルにあたる「CD-S6319」から仕様の変更はありません。
Pシリーズ(ホームセンター向け商品)
CD-P6320
2020年2月発売モデル。価格目安:15,000円くらい。
「Sシリーズ」の「CD-S6320」と同じ低パワーモデルですが、外観は少しズングリしたものとなっています。このズングリ感は無駄というわけはなく、「CD-S6320」よりタンク容量が500ml多くなっています。ただ「CD-S6320」に搭載されている湿度センサーは非搭載となり、吹き出し口のルーバーも自動スイングしないなど、機能的には見劣りするモデルとなっています。旧モデルにあたる「CD-P6319」から仕様の変更はありません。
一般ルート・ホームセンター向け商品
BD-H189
2019年3月発売モデル。価格目安:42,000円くらい。
「Hシリーズ」の「CD-H1820」と同じ外観をしていて、スペック的にも同等となっていますが、湿度設定やサーキュレータモードが無いなど、機能的に少しランクダウンしているモデルです。
スピーディーな衣類乾燥、広いリビングの除湿におすすめの大能力タイプ
BD-H109
2019年3月発売モデル。価格目安:39,000円くらい。
「BD-H189」と同様に、「Hシリーズ」の「CD-H1020」と同じ外観をしていて、スペック的にも同等となっていますが、湿度設定やサーキュレータモードが無いなど、機能的に少しランクダウンしているモデルです。「BD-H189」の低パワーモデルという言い方も出来るかもしれません。
スピーディーな衣類乾燥、広いリビングの除湿におすすめの大能力タイプ
BD-630
2020年3月発売モデル。価格目安:18,000円くらい。
「Pシリーズ」の「CD-P6320」とそっくりな外観をしていますが、似ているのは外観だけではなく、中身についても同様のモデルとなっています。旧モデルにあたる「BD-639」は「Pシリーズ」のモデルと同等のスペックながら、フィルターが少しだけランクダウンしている製品でしたが、この「BD-639」では「Pシリーズ」と同じフィルターが搭載されており、結果として「Pシリーズ」と全く同じ仕様のモデルとなり、差が無くなってしまいました。
冷風・衣類乾燥除湿機(どこでもクーラー)
CDM-1420
2020年3月発売モデル。価格目安:36,000円くらい。
除湿、衣類乾燥だけでなく、冷風も吹き出すことが出来るマルチモデルです。冷風モードでは室温よりも最大で11℃も低い冷風を吹き出すことが可能で、まさに「どこでもクーラー」というわけですが、もちろん排熱として本体後方から、熱量的に吹き出す冷風をはるかに上回る温風を排出します。この温風をいかにうまく処理するかが、冷風の効果を左右することになりますが、別売りで排気ダクト用のパネルなども用意されており、その気があれば本気でクーラー用に使用することも可能となっています。また、1日あたりの除湿量は最大12/14リットル(50/60Hz)とそれなりのパワーを備えているので、普通に除湿機、衣類乾燥機としても使用することも可能です。
移動が簡単だから、お好きな場所で除湿。気になるところを清潔に保ちます
CDM-1020
2020年3月発売モデル。価格目安:30,000円くらい。
上位モデル「CDM-1420」と同じ筐体を使用しており、本体サイズは同じながら、1日あたりの除湿量が最大12/14リットル→9/10リットル(50/60Hz)へとパワーダウンしているモデルです。
lass=”marker”>移動が簡単だから、お好きな場所で除湿。気になるところを清潔に保ちます
CDM-F1020
2020年3月発売モデル。価格目安:39,000円くらい。
基本的な仕様は「CDM-1020」と同じですが、この「CDM-F1020」は吸気フィルターに「除菌・脱臭シート」を装着することが出来、よりキレイな空気で除湿することが出来るモデルとなっています。
コメント