スカイブルー↓
ホワイト↓
「お得なコンパクトタイプ」だそうです。
ただ、このキャッチコピーには素直に納得し難いところがあります。
確かに同じコロナの最上位モデル(CD-H1813)と比べてみると、この「CD-P6313」の本体価格は約半分の15,000円前後となっています。
ただ。
除湿能力は最上位「CD-H1813」の18リットルに対し、この「CD-P6313」は6.3リットルと4割以下に落ちています。
、、、。
価格は安いけど、能力はそれ以上に落ちている。
はたして、これは「お得」と言えるのでしょうか?
もしかすると、メーカーは本体価格とは違う、何か別の視点で「お得」だと言いたいのかもしれません。
それは、どこなのでしょうか?
、、、。
自然と、視線はキャッチコピーの残り部分「コンパクトタイプ」に向かいます。
そうか!
手のひらサイズみたいに小さな製品で、巨大な製品と同じ様な能力を発揮すれば、それはなかなか「お得」な製品と言えるのではないでしょうか!
大急ぎでこの「CD-P6313」の本体サイズを見てみると、
高さ515mm、幅220mm、奥行330mm
そして、最上位モデル「CD-H1813」の本体サイズは、
高さ570mm、幅365mm、奥行202mm
、、、?
これは、微妙なのではないでしょうか?
体積を比較してみると、約1割ほど「CD-P6313」の方が少なくなっています。
価格は5割引き、能力は6割引き、サイズは1割引。
はたして、これは「お得」と言えるのでしょうか?
微妙です。
上位モデルにある温度&湿度センサーによる自動運転や、ヒーターを併用した強力乾燥などの機能がこの「CD-P6313」には無いということも考えると、ますます微妙です。
しかし、この「CD-P6313」は特別優れた能力は持っていないものの、それなりの除湿・乾燥を、それなりの消費電力(最大185W)、それなりの運転音(約38dB)でやってのけるという安定感があります。内部乾燥モードもありますし、風向を調整するルーバーも搭載しています。この除湿力(6リットル前後)で3.5リットルの水タンクというのも、比較的余裕があると言えるでしょう。
無駄に大きい訳ではないのです。
シンプルで堅実なスペック。
それを裏づけるかのように、この「CD-P6313」は、旧モデル「CD-P6312」とほとんど同一の製品です。
進歩が無い、のではなく、もはや完成形、という風に前向きにとらえることも決して不可能では無いかもしれません。
それが「お得」となるかどうかは、また別の問題のような気もしないではないですが、、、。
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