コロナの誇る、ハイパワー除湿機です。
エレガントブルー↓
コロナ 衣類乾燥除湿機 除湿量18L(木造20畳・鉄筋40畳まで) エレガントブルー CD-H1813(AE)
エレガントブラウン↓
旧モデル(CD-H1812)とは、大幅にデザインが変わり、グッとシンプルな感じになりました。
ただ、旧モデルは無骨な印象ながら、質実剛健な手堅い能力を誇る製品でしたが、ここまでデザインが変わってしまうと、能力面でもかなりの影響があるような気がして来ます。
デザイン重視=能力軽視
という家電製品、暗黒の等式が成り立たないことを願うばかりです。
しかし!
この「CD-H1813」に限っては、その心配は無用のようです。
まず、除湿能力は16/18リットル(50/60Hz)と旧モデルと同じです。
そして、驚きなのが衣類乾燥時間の短縮です。
旧モデル(CD-H1812)は500Wのヒーターを搭載し、除湿時に併用することで衣類乾燥能力を高めていました。
ヒーターを併用するというのは、この「CD-H1813」でも変わりません。
しかし、ヒーターは500Wから300Wのものへとパワーダウンしているのです。
あーあ、出たよデザイン重視が、、、。
と、嘆くのは早いのです。
なんと!
ヒーターがパワーダウンしているにも関わらず、衣類乾燥時間は旧モデルの65分から、46分へと19分も短縮されているのです!(2kg相当衣類)
ええー!!
これは驚きです。
いったい旧モデルのヒーターは200W分何をしていたのかと問いつめたくもなってしまいそうです。
そして、ヒーターがパワーダウンしているということは、必然的に消費電力も少なくなります。
この「CD-H1813」のヒーターを併用した衣類乾燥時の消費電力は、600/630W(50/60Hz)。旧モデルの830/880Wと比べると、ほぼヒーターの分少なくなっています。
630Wで乾燥時間46分。
これは、業界最速を標榜するパナソニック「F-YHJX120」の705Wで43分に匹敵するというか、効率では上回る数字です。
おおー!
どうやら、この「CD-H1813」は、デザインを改良しつつ能力も上げて来るという厳しいハードルを見事に飛び越えて来たようです。
ただ。
さすがに、旧モデルと比べて見劣りしてしまう部分もあります。
まずは、タンクのサイズです。
旧モデルでは、6.2リットルものタンク容量がありましたが、この「CD-H1813」では4.5リットルと実に30%近い容積削減が為されています。除湿能力が1日最大18リットルというところは変わらないだけに、使い方によっては、旧モデルよりは頻繁な水捨てが必要となるかもしれません。
ただ、はっきり言って4.5リットルのタンクでも大きめの方なので、よほど湿度の高い環境でなければ、それほど大きな問題にはならない可能性もあります。
また、旧モデルでは1〜9時間のオン/オフタイマーでしたが、この「CD-H1813」では、オフタイマー(1〜9時間)のみとなっています。
オンタイマーは使わない。
というメーカーの判断ということですが、これはまあ、そうかもしれません。
除湿乾燥機の使い方としては、お風呂を使い終わったり、洗濯物を干し終わった時に除湿乾燥機のスイッチを入れることが想定されるので、何も機械が先に動いている必要はあまり無さそうです。
よって、オンタイマーは付いているにこしたことはありませんが、無くてひどく困るということも少なさそうです。
気合いのデザインチェンジを行ったこの「CD-H1813」、なかなか侮れない製品と言えそうです。
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