コロナの衣類乾燥除湿機、格下モデルの2018年版「CD-H1018」

シンプルな外観をしたコロナの衣類乾燥除湿機です。



この「CD-H1018」は、「CD−H1818」の下位モデルとなります。「CD-H1818」と比べると、1日あたりの除湿量は16リットル→9リットルにダウンしています（50Hz）。

また、上位モデル「CD-H1818」が自動でスイングするルーバーを持つのに対し、この「CD-H1018」では手動となっています。

基本はコンプレッサー式ですが、主に低温時に除湿力を維持するヒーターを搭載しており、標準の衣類乾燥の他、消費電力を抑える「eco」、騒音を抑える「夜干し」、しっかりと乾燥をさせたい「厚物」など豊富な運転モードを備えているのが特徴です。

50％から70％の間で、5％刻みに目標湿度を設定して温度&湿度センサーに基づく自動運転で除湿をすることも可能となっています。家庭向けの衣類乾燥除湿機として特別優れた製品ではありませんが、基本的な機能は揃っているので、この「CD-H1018」に対して大きな不満を抱くことはあまりないでしょう。

ただ。

この「CD-H1018」は上位モデル「CD-H1818」と本体サイズが同じです。デザインもほぼ同じとなっており、上位モデルと同じ筐体が使用されていると考えて良いでしょう。重さはこの「CD-H1018」の方が軽いですが、その差はわずか500gしかありません。

なので、どうせ同じような本体を置くのであれば、性能の高い上位モデル「CD-H1818」を選択した方が良いでしょう。

しかし、もう1つ注意しなければならないのは、この「CD-H1018」は、前年モデル「CD-H1017」と全く同じ仕様となっているということでしょう。それは上位モデルでも同様で、現行の「CD-H1818」は前年モデル「CD-H1817」と全く同じ仕様の製品となっています。そして、一般的に前年モデルの方が現行モデルより若干安い場合が多いです。

このため、この「CD-H1818」を選択する際には、

1)昨年の上位モデル「CD-H1817」
2)今年の上位モデル「CD-H1818」
3)昨年の下位モデル「CD-H1017」
4)今年の下位モデル「CD-H1018」

の順にチェックをしていって、価格的に納得のいくモデルを選ぶという手順を取る方が賢明かもしれません。

■CD-H1018のスペック