「クリーンケア」。
直球ど真ん中のネーミングです。
↓ライトブルー(HX3293/07)
フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー クリーンケアー ライトブルー HX3293/07
↓フレッシュグリーン(HX3293/32)
フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー クリーンケアー フレッシュグリーン HX3293/32
↓ピンク(HX3293/42)
フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー クリーンケアー ピンク HX3293/42
「HX3293/07」、「HX3293/32」、「HX3293/42」というのは、本体の色の違いだけで機能的な差はありません。
「クリーンケア」=清潔な手入れ
ということで良いのか正確には不明ですが、当たらずとも遠からずだと思われます。そして実際問題、この言葉にたぶん大きな意味は無いでしょう。
この「クリーンケア」の最大の魅力。
それは3,000円前後という価格で「ソニッケアー」の歯垢除去力を手に入れることが出来るということに尽きます。
この「クリーンケア」に運転モードなどはありません。
本体には電源ボタンしかありません。スイッチを入れたら運転スタート、あとは歯を磨くだけです。
機械的なペースタイマーはありますが、押し付け防止センサーはもちろん、パワーの調整なども出来ません。ただ磨く。それだけです。
しかし、ブラシの振動数は毎分約31,000ストロークで、これはソニッケアーの最上位モデル「ダイヤモンドクリーンスマート」と変わりません。
また、ソニッケアーの交換ブラシには互換性があるので、付属のブラシにこだわらずに別のブラシを装着することも可能です。
ソニッケアーには同じような単純明快モデルとして「イージークリーン」がありますが、この「クリーンケア」はバッテリーをニッケル水素にすることで、さらに価格を下げることを可能とした究極の廉価版です。
バッテリーがリチウムイオン→ニッケル水素になっていることで、使わないときの自己放電が早かったり、継ぎ足し充電をした時に容量が低下したりする可能性があります。使い勝手にどのくらい影響するのかは使い方にもよるのでしょうが、リチウムイオンよりもバッテリーの使い勝手が落ちることは間違いないでしょう。
しかし!
最上位モデル「ダイヤモンドクリーンスマート」が35,000円くらいすることを考えると、その1/10の価格でとりあえず歯を磨く能力に関してはそれほど変わらない製品を手に入れることが出来るというのは魅力であることは確かです。
このソニッケアーを含む電動歯ブラシは基本的にバッテリー交換が出来ないことを考えると、数年で本体ごと買い換える必要があります。多彩な機能にこだわらないのであれば、ともかく安い本体の方がベターという可能性は十分にあります。
ともかく何をおいても価格でしょ!という場合には、選択肢から外すことの出来ないモデルと言えるでしょう。
■クリーンケアー(HX3293/07,HX3293/32,HX3293/42)のスペック
ブラシ振動数 | 約31,000ストローク/分 |
サイズ | 高さ233×幅34×奥行34mm |
重さ | 149g |
連続使用時間 | 約10日(1日2分×2回使用) |
充電時間 | 48時間 |
バッテリー | ニッケル水素電池 |
運転モード | クリーン |
付属ブラシ | プロリザルツプラークディフェンス×1本 |
■替ブラシ(標準)
「プロリザルツプラークディフェンス」交換目安:約3ヶ月
(正規品) フィリップス ソニッケアー 替ブラシ プラークディフェンス スタンダードサイズ 2本組 HX9022/01
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