ブルーエアの空気清浄機(2017年3月)

ブルーエア クラシックシリーズ

不変のパフォーマンスを誇る、BlueairのWi-Fi対応スタンダード空気清浄機

680i

2016年11月発売モデル。オフィシャル価格:130,000円。


家族が多くの時間を過ごすリビングなどに最適、多くの人や物が集まる広い空間でもその力を余すことなく発揮します。
空気清浄機界の黒船ならぬ青船、ブルーエアの最強空気清浄機です。アメリカ基準に基づいた推奨フロア面積は約44畳と、まあこれでも十分な広さなわけですが、島国ニッポン基準で見ると、なんと約75畳という広大な面積に対応することになるハイパワー空気清浄機です。

ではどれだけスゴい技術が使われているのかというと、それほど特別なことはなく、強力なファンで部屋の空気を高性能のフィルターにガンガン通していく、という非常に分かりやすい方式となっています。その結果、性能もシンプルに高性能となっており、0.1μm以上の微粒子を99.97%除去してくれるのだそうです。なんとか気流とか、イオン兵器とかは装備されていません。Wi-Fi経由で専用アプリ「Blueair Friend」と連動して、外出先からの操作や室内空気環境の確認が出来るというところが、唯一の先進機能という印象です。

ハイパワーな空気清浄能力と並んでこの「680i」の特徴となっているのが、フィルター交換費用の高さです。通常のフィルター(ダストフィルター)で10,000円、脱臭性能付きのフィルター(ニオイフィルター)にすると18,000円です。この「680i」に十分に活躍してもらうためには、そこそこの空気清浄機並みのお値段となっているこのフィルターを半年で次々に交換していくという豪快さが求められます。

高性能&高コストという、実に理にかなった製品です。

480i

2016年11月発売モデル。オフィシャル価格:90,000円。


家族が食事や読書などをして過ごすダイニングなどに最適。比較的動きの多い空間でも高いパフォーマンスで空気をキレイにします。
アメリカ基準で24畳、ニッポン基準で33畳に対応するミドルクラスの空気清浄機です。基本的な機能では「680i」と差がなく、パワー(=適用面積)が異なるだけの製品です。フィルターの価格は脱臭性能付きのニオイフィルターで15,000円、ダストフィルターで8,000円となっています。もちろん、半年交換です。
280i

2016年11月発売モデル。オフィシャル価格:70,000円。


空気環境が気になる子供部屋や寝室などに最適。小さなボディーでも高いパフォーマンスで気になる空気環境をキレイにします。
アメリカ基準で16畳、ニッポン基準で25畳に対応するクラシックシリーズの三男坊です。25畳という広さがあれば、十分な感じがしますが、空気清浄機はパワーが強ければ強いほど早く部屋の空気をキレイに出来るので、適用畳数よりもなるべく狭い部屋で使用した方がベターだとされています。「480i」と同様、基本的な機能には差がないので、設置スペースと予算に応じて選択されることになる製品となります。フィルターの価格はニオイフィルターで12,000円、ダストフィルターが6,000円です。

Blue by Blueairシリーズ

「アクティブなライフスタイルのためのパワフル空気清浄機」だそうです。

「アクティブなライフスタイル」の定義は不明ですが、製品としては「クラシックシリーズ」より空気清浄機能に更に特化したシリーズとなっています。

Blue Pure221 Particle Carbon

2016年9月発売モデル。オフィシャル価格:58,500円。


ニオイフィルター搭載モデル
ブルーエアの製品は元々シンプルですが、この「Blue by Blueairシリーズ」は、センサー類もカットしてしまうという大胆な製品となっています。もちろんWi-Fiとの連携機能などはありません。

その代わり、国内基準での適用畳数は39畳となっていて、クラシックシリーズのミドルクラス「480i」の33畳を上回る空気清浄能力を持っています。58,500円という一見、十分にお高い本体価格も、「480i」の90,000円という価格と見比べれば、3割以上も安くなっているのです。

空気清浄機はずっと点けっぱなしにしているからセンサーなんていらないよ、という人にとっては、コチラの製品の方がベターということになりそうです。フィルター価格も12,000円(半年交換)と間違ってもお手頃価格ではありませんが、「480i」のニオイ対応フィルターが15,000円(半年交換)というのを見ると、おトクだね!と考えられる人もこの世に皆無ではないでしょう。

Blue Pure221 Particle

2016年9月発売モデル。オフィシャル価格:54,500円。


ダストフィルター搭載モデル
「Blue by Bluerシリーズ」の脱臭性能無しモデルです。といっても、脱臭性能付きのフィルターをセットすることは出来るので、購入後にやっぱり脱臭性能も欲しい!となっても別に問題はありません。脱臭性能無しのフィルターは8,000円ですが、脱臭性能付きのフィルターは12,000円と1.5倍の価格となるところだけが注意点となります。ダストフィルター搭載モデルと、ニオイフィルター搭載モデルの本体価格も、フィルターの価格差4,000円の分しか変わらないという分かりやすさです。

ただ、それなら別にわざわざ違うモデル扱いにしなくも良いのでは?という疑問への回答はありません。

ブルーエア センスシリーズ

Blueair Sense+(プラス)

2016年2月発売モデル。オフィシャル価格:54,500円。


機能美を極めた北欧モダンなWi-Fi機能搭載空気清浄機
モーションセンサーが搭載されていて操作ボタンがありません。本体にかざした手を動かして操作するという、やり過ぎでは?という疑問が拭えないレベルのオシャレ感を誇ります。

空気清浄機としての中身を見ると、適用面積が約9畳となっており、ブルーエアの製品群の中でも飛び抜けて非力なモデルとなっています。おまけにセンサーもないので、自動運転も出来ません。ただ、現行モデルの中で唯一脱臭シートがフィルターに付属して来ます。フィルターの価格は6,000円(半年交換)です。

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