東芝 ロボット掃除機ラインアップ(2016年11月)

中国のマイディアグループ傘下に入り、今後の動向が注目される東芝のロボット掃除機です。

スマートロボットクリーナー

VC-RVS2


“バーティカルトルネードシステムCLEAR搭載ダストステーション付きモデル”
2016年2月発売モデル。東芝のロボット掃除機「トルネオロボ」は当初から充電台にダストステーションを搭載し、ゴミをロボット掃除機の内部からダストステーションに移すという機能を備えていましたが、この「VC-RVS2」のダストステーションは従来よりさらに巨大なものになっています。それもそのはず、ダストステーションに普通の掃除機に搭載するようなサイクロン機構がそのまま付いているのです。さらに、ロボット掃除機内部のゴミだけでなく、ダストステーション周辺のゴミもボタン1つで吸引してくれるという機能まで付いていて、充電台ではなく「ダストステーション」という名前が実にしっくり来る感じの充実の機能となっています。

ただ、肝心のロボット掃除機としての性能はどうなのかというと、角の掃除が得意なサイドブラシの構造や、豊富なセンサー類など、決してそれほど悪くはなさそうですが、旧モデルから大きく進化したということはなさそうです。ダストステーションのインパクトに比べると控えめな感じがしてしまうというのは否めないでしょう。

VC-RV2


“ベーシックモデル”
2016年2月発売モデル。ロボット掃除機本体の性能自体は「VC-RVS2」と変わらないのですが、なにしろ「VC-RVS2」の最大のウリが巨大&高性能なダストステーションなので、それが付属しない「VC-RV2」はロボット掃除機としての性能一本で勝負しなければなりません。本来別にそれはそれで構わない話のはずですが、あまりにダストステーションの存在感があり過ぎるせいか、ダストステーション無しとなると、際立つ特徴も見当たらないような感じがしてしまうのが厳しいところです。
VC-RCX1


“ダストステーション、カメラ、通信機能付きモデル”
2014年9月発売モデル。搭載カメラでの撮影機能や、スマホからの遠隔操作機能も備えていて、最も古いモデルながら、最も高機能という東芝系ロボット掃除機のプロトタイプです。ロボット掃除機内部のゴミをダストステーションに吸い取る機能もありますが、これについては最新モデル「VC-RVS2」の巨大なダストステーションと比べると、大きさも機能もさすがに見劣りします。
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