東芝の誇るコンパクトサイクロンです。
グランレッド↓
東芝 サイクロン式掃除機 トルネオV グランレッド VC-SG513-R
ターコイズブルー↓
東芝 サイクロン掃除機 トルネオ ターコイズブルー VC-SG513-L
独自のサイクロン機構に加え、拭き取り効果のある「イオンカーボンヘッド」やゴミの残り具合を検知する「ゴミ残しまセンサー」を搭載したハイテクモデルとなっています。
その上、コンパクトサイズとなると、なかなか魅力的な感じがします。
ただ。
2012年秋からトルネオシリーズの最上位に居座り続ける「VC-SG712」と比べると、サイクロン機構の能力は少し劣るようです。
「VC-SG712」が0.3ミクロンのゴミを漉しとることが出来るのに対し、この「VC-SG513」は漉しとることの出来るゴミの大きさが0.5ミクロンと少し大きくなります。
さらに、騒音も最上位「VC-SG712」の約55〜57dBに対し、約58〜64dBと大きくなります。
このあたり、旧モデルの「VC-SG512」から進歩していません。
というか、そもそもこの「VC-SG513」は旧モデル「VC-SG512」とほとんど変わっていません。
サイクロン構造も、「イオンカーボンヘッド」も必殺の「ゴミ残しまセンサー」も既に旧モデルに搭載されていた機能です。
ちょっとお手入れが面倒くさそうなダストカップとフィルターという点も変わりません。標準重量が100g増えているので、何かしら手が加えられてはいるのでしょうが、大勢に影響を与える程のことでは無さそうです。
一応、旧モデル「VC-SG512」ではダストカップのみとなっていた水で洗える部分が、この「VC-SG513」ではダストカップカバーも洗えるようになったというのが、この新旧モデルの最大の相違点となっています。
マイナーチェンジというよりダブルマイナーチェンジくらいの変更という感じがしますが、元々完成度が高い製品なのだ、と前向きにとらえることも可能かもしれません。サイクロンキング、ダイソンの「DC48」もかなり小さくなっているので、コンパクトという優位性は薄れつつありますが、日本メーカーならではの付属品や取り回しの良さの魅力は未だ健在です。
ただ、旧モデル「VC-SG512」を見つけたら、価格次第でそちらを選択しまうという手もありそうです。
コメント