シャープのコンプレッサー式の除湿乾燥機です。
SHARP プラズマクラスター搭載除湿機 ホワイト系 CV-DF100-W
この「CV-DF100」の最大の特徴は、かなり大型のHEPAフィルターを搭載して、空気清浄機能が付いているというところでしょう。
ダストセンサーはありませんが、ニオイセンサーを搭載しており、除湿乾燥用の自動運転だけでなく、空気清浄機としての自動運手も可能です。
これ1台で除湿乾燥&空気清浄が可能というワケです。
もちろん、必殺のプラズマクラスターも搭載されていますが、これはシャープ製品の標準装備品な上、その効果は閉鎖された実験空間で実証されているものなので過度な期待は禁物です。
除湿量は1日当たり、9/10リットル(50/60Hz)となかなかハイパワーです。
低騒音、低消費電力もうたわれており、実施、消費電力は最大230Wとなかなかの省エネ設計です。運転音も最大で47dBと、他社と比べて見劣りすることは無い数字です。
乾燥時間目安が2kgで約80分というのは今ひとつですが、省エネ低騒音と引換えと思えば、納得出来ないこともありません。
なかなか無難にまとまっている感じがします。
ただ。
肝心の空気清浄機能がちょっと気になります。
清浄時間の目安が8畳で約18分となっていますが、これは除湿能力と比較するとパワー的にだいぶ見劣りします。驚いたことに風量は不明となっていますが、5㎥前後だと思われます。
まあ、除湿乾燥機能を効率良く働かせるためには、なるべく狭い空間で使用した方が良いことも確かなので、「そんなに広い部屋では使わないでしょ」ということなのかもしれませんが、除湿乾燥+空気清浄の1台2役に期待し過ぎると期待外れということにもなりかねません。
そこで、空気清浄機能はオマケと考えることにすれば問題はなくなります。
あくまでこの「CV-DF100」は除湿乾燥機で、ついでちょこっと周りの空気も綺麗にしてくれるというわけです。
ただし、空気清浄をする分、フィルターの交換費用も考えておく必要があります。
HEPAフィルター(3,300円)と脱臭フィルター(2,700円)は5年交換目安なので、1年当たり1,200円のフィルター交換費用が掛かることになります。通常の空気清浄機と比べて、ずば抜けて高い金額ではありませんが、オマケの空気清浄機として考えるとちょっと微妙かもしれません。
そこそこの除湿乾燥能力と、パッとしない空気清浄能力。
うーん。
、、、うーん。
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