ダイソン、パナソニック、東芝、シャープ、三菱電機、アイリスオーヤマなど、主要なメーカーの製品が並んでいますが、近ごろ製品として話題になるのは主にコードレスのスティック型クリーナーということもあってか、画期的なモデルは特に見当たりません。ダイソンを除くと、価格も抑えめのモデルが多く、キャニスター型の掃除機市場の低調ぶりがうかがえます。
1位
ダイソン「Dyson Ballタービンヘッド+(CY25THCOM)」(Dyson公式楽天市場店)
2016年10月発売モデル。価格目安:31,000円くらい。
24個もの小さなサイクロンで構成されていて、高いゴミの分離能力を誇る「2 Tier Radialサイクロン」を搭載していますが、床用ヘッドは非力なタービンヘッドという、ちょっとアンバランスなモデルです。この「Dyson Ballタービンヘッド+(CY25THCOM)」は、ノーマルモデル「Dyson Ballタービンヘッド(CY25TH)」の付属品充実タイプです。ノーマルモデルの付属品である「フトンツール・コンビネーションノズル」から「コンビネーションノズル」が無くなり、より使い勝手の良い「カーボンファイバーソフトブラシ・リーチアンダーツール」の2種となり、「フトンツール」はそのまま付属する仕様となっています。
取り回しのしやすい軽量ヘッドで、さまざまな床面から確実にゴミを吸い取ります
→詳細ページ(ノーマルモデル CY25TH)
2位
アイリスオーヤマ「IC-BTP3-S」(ウエノ電器 楽天市場店)
2018年10月発売モデル。価格目安:9,000円くらい。
ヘッドの中に生まれるサイクロン気流でほこりを強力に吸引するという「サイクロンパワーヘッド」を備えた紙パック式掃除機です。仕組みを聞いてもよく分からない、ちょっと不思議なヘッドの性能よりも、本体で1.8kgという軽さの方が目立つ特徴という感じもします。
パワーヘッドがぐんぐん進み、ぐんぐん吸引!
3位
シャープ「遠心分離サイクロン EC-CT12」(カメラのキタムラ)
2011年6月発売モデル。価格目安:11,000円くらい。
ゴミを吸うこと以外の何かを期待しなければ、満足出来る可能性が高いシンプルモデルです。サイクロン掃除機ではありますが、フィルターもガッチリ使ってゴミをキャッチするタイプの2段構えタイプです。チリ落とし機構も完備しています。
ラクラク操作でお手入れもカンタン
→詳細ページ
4位
パナソニック「MC-PK21G-N」(Joshin web 家電とPCの大型専門店)
2020年2月発売モデル。価格目安:25,000円くらい。
長らく続く「MC-PK」シリーズの最新モデルです。上位モデルとなる「MC-PA120G」と比べると、細かなゴミを検知する「クリーンセンサー」や、ノズルの先の「LEDライト」などがカットされているので、使い勝手については劣ってしまうことになりそうです。しかし、本体は少しコンパクトになり、重さも少し軽くなっていて、そのくせ吸込仕事率は高くなっているので、良く言えば質実剛健なモデルという風に考えることも出来るかもしれません。
「軽さ」&「ハイパワー」を両立した、コンパクトな紙パック式掃除機
→詳細ページ
5位
パナソニック「MC-PB6A-A(ブルー)」(コジマ楽天市場店)
2016年2月発売モデル。価格目安:8,900円くらい。
メーカーのキャニスター型紙パック式掃除機のラインアップの中で最も重い本体(3.0kg)となっています。機能としても特に優れたところは無く、価格に注目する必要があるモデルと言えるでしょう。
軽量・コンパクトなのに強力パワーの紙パック掃除機!
6位
3WAYサイクロン掃除機(ショップワールド)
価格目安:3,700円くらい。
一般的には「スティック型」と言われる形状をしていますが、コード付きということが功を奏してか、キャニスター型掃除機のこのランキングに堂々のランクインです。メーカー名も製品名も不明なこのモデルをどうやって購入してもらうつもりなのか不思議な感じもしますが、楽天のランキングで上位に入っていれば何とかなるということなのかもしれません。「スティック」「ハンディ」「すき間ノズル」の3WAY使用が可能となっていますが、「すき間ノズル」を1way分に数えてしまうところにはスゴみを感じてしまいます。
軽量&コンパクト
7位
アイリスオーヤマ「IC-CTP2-C」(ウエノ電器 楽天市場店)
2018年10月発売モデル。価格目安:8,700円くらい。
床用ヘッドの内部で生み出されるサイクロン気流によって吸引力が高まっているという、ちょっと不思議な床用ヘッドと、掃除する状態で3.2kgという軽さが特徴となっているモデルです。何か特別な機能があるわけではありませんが、ちゃんとゴミを吸い込んで、軽いんだからいいでしょ!と言われれば、まあそうかなと思える製品ではあります。そして現実的には、低く抑えられている本体価格が最大のポイントとなるでしょう。
軽い、は楽しい
→詳細ページ
8位
ダイソン「Dyson V4 Digital Absolute(CY29 ABL)」(Dyson公式 楽天市場店)
2018年5月発売モデル。価格目安:64,000円くらい。
倒れても起き上がるという取り回しの良さがウリのキャニスター掃除機です。
他のどのコード付き掃除機よりも多くのゴミを吸い取ります。倒れても自動で起き上がります。衛生的で簡単にゴミ捨てが可能
9位
東芝「トルネオミニ VC-C7-R」(A-PRICE楽天市場店)
2019年2月発売モデル。価格目安:20,000円くらい。
本体自体の質量で2.2kg、ホースやヘッドを装着した標準質量で3.6kgという本体の軽さが特徴となっているサイクロン式の掃除機です。ただ、この世で一番軽いというわけではありませんし、搭載しているサイクロン機構もフィルターを存分に利用したチリ落とし機構付きのもので、それほど高性能な仕組みのものではありません。そもそものところ、その仕様は旧モデルにあたる「VC-C6」から特に進化しておらず、どちらかというと、軽さよりも価格の安さをウリとしているモデルと考えた方が良いでしょう。
コンパクトボディで、驚きの軽さ
→詳細ページ
10位
三菱電機「Be-K TC-FM2X-S(ダークシルバー)」(Joshin web 家電とPCの大型専門店)
2020年2月発売モデル。価格目安:23,000円くらい。
「Be-K」シリーズの「ハイパワータイプ」紙パック式掃除機です。上位のモデルと比べて吸い込み仕事率がアップしていますが、消費電力もアップしている豪快指向のモデルとなっています。節電機能や紙パック交換時期を知らせてくれるランプなどの細かな機能はカットされています。床用ヘッドは自走式のパワーブラシとなっています。
ハイパワーだから気持ちいいほどぐんぐん吸い込む
※上記は調査時点での週間ランキングです。
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