数少ない和製家電メーカー、パナソニックの電動歯ブラシ「ドルツ」の最上位モデルです。
シルバー↓
パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ シルバー EW-DP52-S
黒↓
パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ 黒 EW-DP52-K
そして、ピンク↓
パナソニック 電動歯ブラシ ドルツ ピンク EW-DP52-P
ドルツは「歯科医師推奨の磨き方ができる、唯一の電動歯ブラシ」なのだそうです。
へー。
電動歯ブラシといえば、ブラウンの「ブラウンオーラルB」や、フィリップスの「ソニッケアー」など、「ドルツ」よりも市場で優位に立っていると思われる強力なライバルたちがいます。
「ブラウンオーラルB」や、「ソニッケアー」という強敵を相手にして、ドルツが「唯一の電動歯ブラシ」と胸を張れるのはなぜなのでしょうか?
メーカーによると、歯科医師推奨の磨き方というのは、歯ブラシの毛先を「ヨコに細かく動かす」ことなのだそうです。
ライバルのうち、まず「ブラウンオーラルB」はブラシがクルクルと円形に回るので論外の予選落ち。「ソニッケアー」は振動はするもののヨコ磨きが無いので脱落。
そして「ヨコに細かく」の「細かく」は振幅約1mmくらいが理想的とされていて、ブラシが大きく動くその他の電動歯ブラシや、1mmでのコントロールが難しい手磨きも落選。
残ったのはドルツだけ。と、こういうことのようです。
なるほど。
しかし。
ドルツしか無いのなら、ドルツで決まりだね。
とは、ならないかもしれません。
なぜなら、「ブラウンオーラルB」は「世界の歯科医師が使用するNO.1ブランド」を名乗っていますし、「ソニッケアー」は「日本の歯科医・歯科衛生士の使用率10年連続NO.1」をうたっています。
どちらも歯科医師からしっかりと支持されているのです。
しかし、「歯科医師推奨の磨き方ができる、唯一の電動歯ブラシ」である「ドルツ」が、良い電動歯ブラシであることが否定されているわけではもちろんありません。
特に最上位モデルであるこの「EW-DP52」は、豊富な5種類の運転モードや6種類の替えブラシがあり、ブラシの押し付け過ぎを防止するパワーコントロールやタイマーなど基本的な機能もしっかり搭載しています。
特に60分の充電で90分使用出来、急ぎの場合は2分の充電で2分使用出来るという充電と使用時間のバランスは、ライバルと比べても融通が効きやすいと言えそうです。
ただ。
この「EW-DP52」の基本的な仕様は本体の外観やカラーも含めて、昨年モデル「EW-DP51」とほとんど同じです。
新しい「EW-DP52」は、従来ヨコ振動のみだった「ガムケアモード」でタタキ振動も追加されたり、「ステインオフブラシ」が改良されてステイン除去力がアップしたりしていますが、変更点はそのくらいのようです。
最近「ブラウンオーラルB」や「ソニッケアー」で強化されつつあるスマホとの連携機能は、このモデルでも見送りです。
歯ぐきケアとステイン落としを重視していない場合は、旧モデルを選んでも大きな差はなさそうです。
■EW-DP52のスペック
発売 | 2018年9月 |
ブラシ振動数(ブラシストローク/毎分) | ヨコ:31,000回 / タタキ:12,000回 |
サイズ | 高さ235×幅29×奥行35mm |
重さ | 110g |
連続使用時間 | 90分 |
充電時間 | 60分 |
バッテリー | リチウムイオン(520mAh) |
運転モード | 5種(Wクリーン・ノーマル・ソフト・ガムケア・ステインオフ) |
付属ブラシ | 6本:(密集極細毛ブラシ・マルチフィットブラシ・ポイント磨きブラシ・シリコンブラシ・ステインオフブラシ・ステインオフアタッチメント) |
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