小ワザ無し！熱い蒸気だけで勝負するケルヒャーのスチームクリーナー「SC2 EasyFix」

目立つ黄色が特徴的なドイツの清掃機器メーカー、ケルヒャーのスチームクリーナーです。

おなじみ黄色のノーマルモデル↓

KARCHER（ケルヒャー） スチームクリーナー SC 2 EasyFix イージーフィックス 1.512-059.0 キャニスタータイプ

付属品が少し増えているプレミアムモデル↓

ケルヒャー SC2 EasyFix（イージーフィックス）プレミアムKARCHER スチームクリーナー 1.512-093.0

ケルヒャーの家庭向け清掃機器として最も有名なのは高圧洗浄機かもしれませんが、スチームクリーナーも侮れません。

その製品は「ボイラー式」を特徴としており、大気圧の3倍近い圧力をかけたボイラー内で約143℃まで熱することで強力なスチームを噴出します。

高温のスチームは洗浄力はもちろんのこと、約99.99%という高い除菌力も誇ります。ゴミを吸い込む訳ではないので、落とした汚れを拭き取る必要はありますが、普通に拭いても落ちない油汚れや、カビの汚れには高い効果を期待出来るマシンでしょう。

キッチンやお風呂など水回りに強い印象ですが、高温とはいえ要は「水」なので、フローリングはもちろん、注意すればソファや家具、ガラス面や網戸の清掃などにも使用することが出来ます。

またこの「Easy Fix」シリーズは、新型フロアノズル「イージーフィックス」が付いてくるモデルとなっており、従来型のノズルと比べて接地面全体がムラなく高温状態が保たれることで、より手早く床をキレイにすることが出来るうえ、クロスの交換も簡単になっています。

タンクサイズがずっと小さいために手早い操作が必要となるスティックタイプの「SC1」や、水の継ぎ足しが可能でより広い面積の掃除に向いている「SC4」と比べると、この「SC2 EasyFix」は、標準的な使用に向いたノーマルクラスという位置づけとなります。決してお手軽に使える製品ではありませんが、家庭向けのスチームクリーナーとしてソツない能力を備えたモデルと言えるでしょう。約30分という連続使用時間も適度な長さと言えそうです。

この「SC2 EasyFix」を使用する際の注意点として、熱いスチームを噴出する場所に気をつけるのはもちろんのことですが、1500Wというなかなかの電力を使用するということも忘れてはいけません。コードの長さは4メートルありますが、タコ足で容量を使ってしまっているコンセントから電源を取ることは出来ません。強力なスチームはそれなりの電源という裏付けによって支えられているのです。

■SC2 EasyFixのスペック