見た目と価格なりの活躍は見込めそうな、ツインバードのスティック型掃除機「TC-E123SBK」

シンプルなスティックタイプの掃除機です。


ツインバード サイクロンスティック型クリーナー スケルトンブラック 掃除機 TC-E123SBK

この「TC-E123SBK」は、スティックタイプの掃除機ではありますが、コードレスではありません。なので、コードレスのように自在に持ち歩いて掃除が出来るというわけではありません。

しかし、この「TC-E123SBK」は重さが1.7kgと、かなり軽量となっています。おまけに床用ヘッドにはタイヤも付いているので、床を掃除する時にはコロコロと転がしながら掃除をすることが出来ます。

そして床用ヘッドと持ち手のハンドルを取り外し、すき間ノズルを差し込めば、ハンディタイプのクリーナーとして使うことが出来ます。すき間ノズルは本体の脇のホルダーに留めておける親切設計です。

電源スイッチもスティックタイプのハンドルと、ハンディタイプにしたときの本体後方の2か所にあるので、どちらのタイプで使ったとしても、手元でスイッチを操作出来るようになっています。

一応、この「TC-E123SBK」は「サイクロン スティック型クリーナー」となっていますが、ノズルから吸い込まれたゴミは直接ダストボックスに入り、フィルターによって阻まれて、空気(とミクロのゴミ)だけがフィルターを通り抜けて排気となる、という明快な構造をしています。

メーカーによると「紙パックを使わないので、目詰まりが少なく、吸引力が持続」するとのことですが、紙パックよりフィルターの目が粗い分、目詰まりしにくいというレベルの話だと思われるので、大きな期待は禁物です。

また「紙パックを購入する必要がなく経済的です」ともありますが、これはその分しっかりフィルターをお手入れする必要がありますよ、という理解をしておいた方が良いでしょう。

普通に考えると「サイクロン」っぽい要素は皆無なのですが、「サイクロン」に決まった定義があるわけでもないので、別に問題はありません。

マキタのクリーナーに代表されるように、とりあえずダストボックスにガシガシとゴミを吸い込んでいって、最後にダストボックス(とフィルター)のゴミを捨てれば掃除完了!というモデルは、この「TC-E123SBK」の他にもたくさんあります。

色々な部品やボタンがあるより、シンプルで分かりやすい!と前向きにとらえることは、決して無理なことではないでしょう。

そして何しろ、この「TC-E123SBK」には、4,000円を下回る価格という、大きな魅力が備わっています。

この「TC-E123SBK」に出来ること。それはゴミを吸い込むことだけです。

それでいて、コード付きの割にはそれほどパワーもなかったりするのですが、目に付くゴミを吸い込んでくれれば良いよ、、、大きなゴミは自分で拾うし、、、何だったらモップがけもするし、、、とハードルを低めに設定してあげれば、コードの届く範囲で華麗に活躍してくれる期待は十分持てそうです。

■TC-E123SBKのスペック
発売2012年9月
タイプサイクロン式
集じん容量約0.6L
吸込仕事率70W
消費電力270W
運転音-
サイズ幅225×奥行155×高さ1020mm
重さ約1.7kg

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