上位モデル「CD-H1817」同様、箱型をしたシンプルな外観をしています。
この「CD-H1017」は、上位モデル「CD-H1817」と何が違うのでしょうか?
パワーが違います。
1日あたりの除湿量は16リットル→9リットルにダウンです(50Hz)。
消費電力が違います。
280W→195Wへダウン(50Hz)、ヒーターを併用したときも580W→495Wへと同じ分だけダウンです。つまり、ヒーターの分の消費電力は同じです。
衣類の乾燥時間が違います。
最速46分→59分となります。
しかし、機能面ではほとんど同じです。
といっても、もともと特別高機能なモデルではないのですが、このモデルから除湿の際に目標となる湿度を50%から70%の間で、5%刻みに設定が出来るようになったり、部屋の空気を循環させる「サーキュレータ」という送風モードが追加されていたりするのは、上位モデル「CD-H1817」と同様です。唯一、左右にスイングするルーバーについては、この「CD-H1017」は上位モデル「CD-H1817」のオートから手動へとランクダウンしています。
要するに、この「CD-H1017」は完全にパワーダウンタイプなのです。
普通に生活している分には、この「CD-H1017」の1日あたりの除湿量である、9リットルくらいのパワーがあれば、特に問題ないような気もしますが、どうせなら能力に余裕のある上位モデル「CD-H1817」の方が良いに決まっています。
しかも、この「CD-H1017」と上位モデル「CD-H1817」の本体のサイズを比べると、重さは500グラムだけ「CD-H1817」の方が重たいですが、大きさについてはまったく同じです。それほど小さくはない除湿乾燥機を部屋に置くならば、これまた能力の高い方が良いに決まっています。
もちろん価格は上位モデル「CD-H1817」の方が高いのですが、部屋干しを日常的に行う場合は、上位モデル「CD-H1817」が断然優位に立つことになるでしょう。
■CD-H1017のスペック
タイプ | コンプレッサー式 |
除湿能力(1日) | 9/10リットル(50/60Hz) |
衣類乾燥時間 | 約59分(2kg相当) |
消費電力 | 195/230W※最大495/530W(50/60Hz) |
除湿面積(木造) | 11/13畳(50/60Hz) |
除湿面積(プレハブ) | 17/19畳(50/60Hz) |
排水タンク容量 | 約4.5リットル |
サイズ | 幅365×奥行202×高さ570mm |
重さ | 12.0kg |
コメント