電動歯ブラシ ランキング in amazon(2023年5月3日)

amazonにおける「電動歯ブラシ」のランキングです。基本的に本体を含んでいる商品を対象としていて、替えブラシのみの商品は除外しています。
基本的に低価格の製品がランキングの中心となっています。10位までにブラウンオーラルBが4製品、ソニッケアーが3製品、2つのブランドで合わせて7製品となっていて、さすがの人気となっています。雑誌の誌上評価が高い「エペイオス」、新興ブランドながら2モデルをランクインさせている「7am2m」などが長く人気を維持できるのか注目されるところです。

1位

フィリップス「ソニッケアー イージークリーン(HX6554/07) ホワイト(Amazon.co.jp 限定 2019年モデル)」

ベーシックな機能をお好みの方へ

2019年発売モデル。価格目安:5,000円くらい
搭載している機能はブラッシング時間の目安となる2分間のタイマーくらいしかないシンプル機能の製品です。初回付属ブラシは、敏感な歯と歯ぐきに適した「センシティブ」1本だけとなっています。長く高い人気を保っている製品ですが、ソニッケアーの現行の主要モデルからは既に外れていて、後継モデルと思われる「2000」シリーズが似たような価格帯で発売されているので、次第に置き換わっていくことになるのかもしれません。

2位

ブラウン オーラルB「すみずみクリーン(D1004132)」+歯間用ブラシセット

手軽に歯垢除去を実現する、丸型回転ブラシ入門モデル(すみずみクリーンシリーズ)

2022年10月発売モデル(本体)。価格目安:3,200円くらい
オーラルBのエントリーモデル「すみずみクリーン(マルチアクション)」と正規の「歯間用ブラシIP17-1-E)」のセット商品です。「すみずみクリーン(マルチアクション)」は初回付属の替えブラシが最新の「マルチアクションブラシ」となっていますが、本体は運転モードが2つある他には取り立てて機能の無い、エントリーモデルらしいものとなっています。「すみずみクリーン(マルチアクション)」は単体で2,500円くらい、「歯間用ブラシIP17-1-E)」が1,000円くらいなので、送料も含めてセットの価格と見比べた時にお安い方を選択すれば良いでしょう。

3位

エペイオス(Epeios)「音波電動歯ブラシ ET003」

手軽に、もっと綺麗に

2022年2月発売モデル。価格目安:4,500円くらい
2020年に登場したばかりの新興ブランド、エペイオスの製品です。マイナーブランドの電動歯ブラシの中には、メジャーブランド製品にヒケを取らない仕様でありながら、驚愕の安価で流通している物もありますが、エペイオスの「ET003」は比較的安価とはいえ、驚きの価格設定がされているというわけではありません。高いブラッシング性能や防水性能、長持ちするバッテリーに加えて、ブラシの押し付け過ぎを防止するセンサーも搭載しているなど、その性能が触れ込みだけではないという自信があるということなのかもしれません。実際、既に家電雑誌などでの高い評価というお墨付きを得ているところは期待出来そうですが、その評価を大々的にアピールしているところが逆に気になったりところかもしれません。ブランドの拠点を日本、中国、韓国に置いていることを強調することでアジア志向をチラつかせつつ、企業とブランドの全容はよく分からないところもイマイチな感じのするところですが、これからメジャーブランドの1つとして成長することが出来るのか、注目の存在であることは確かです。

4位

ブラウン オーラルB「PRO2000(D5015132WH)」

「3D丸型回転」テクノロジー搭載のシンプルモデル

2017年発売モデル。価格目安:8,200円くらい
現状の「PROシリーズ」のオフィシャルラインアップには見当たらなくなったモデルですが、上位モデル並みのブラッシング性能と押し付け防止センサーを兼ね備えているバランスの良さで、長く人気を維持しているモデルです。このモデル「ホワイト(D5015132WH)」は、同系統の別カラーモデルである「ブラック(D5015132XBK)」や、「プロヴァンスピンク(D5015132XPK)」と本体色が異なるだけではなく、「ブラック」「プロヴァンスピンク」に付属する「トラベルケース」が付いて来ない、付属品カットタイプです。まあ、その分安いんでしょ?という期待をしたいところですが、実はそれほど値段は変わらなかったりするので、購入時には確認した方が良いかもしれません。

5位

フィリップス「ソニッケアー 3100シリーズ(HX3671/23)」

歯垢除去力、やさしさ、自然な白い歯、全てを求める方へ

2021年発売モデル。価格目安:7,100円くらい
通常は付属する充電器台の電源アダプタさえも省略された廉価モデルです。ただ、過圧防止センサーは搭載していて、単純に歯磨きをするだけの能力については上位のモデルと比べて大きく劣るわけではありません。初回付属する替えブラシも「クリーンプラス」1本のみというシンプル構成となっています。

6位

ブラウン オーラルB「プラックコントロール(DB5510)」

手磨きより高い歯垢除去力

2022年発売モデル。価格目安:1,800円くらい
「ブラウン オーラルB」のブランドを掲げてはいますが、オフィシャルラインアップには登場して来ない影のモデルとなります。電源が「単3乾電池(2本)」ということもあるのか、「ブラウン オーラルB」が本来大好きなはずの「回転数」ウンヌンのスペック情報は思い切って伏せられてしまい、「手磨きより高い歯垢除去力」という、大して参考にならないキャッチコピーが付いています。まあ、価格を考えれば文句を言う人もいないということなのでしょう。本格的なモデルを購入する前に、回転タイプの電動歯ブラシのお試しモデルとしても良いし、すっかり回転タイプの電動歯ブラシに慣れ切っていて、他の歯ブラシは使えない!という人の持ち運び用モデルとしても良いということなのかもしれません。

7位

7am2m「電動歯ブラシ AM101」

歯磨きをユニクになる為に

価格目安:2,800円くらい
「7am2m」とは聞き慣れないブランドですが、特にブランドのWEBサイトなども無く、ブランド側の方も自らのブランドに付いて詳しく知られることは避けているようです。商品などに不具合があった場合には「いつでもご連絡ください」とありますが、その連絡はアマゾンを介して「出品者に連絡」という、はなはだ頼りない方法しかないようです。商品の説明には誤字が多発していて、そもそも「歯磨きをユニクになる為に」というキャッチコピーらしい文言からして、意味も意図も不明なものとなっています。「磨き毛先」「ブラシの毛を通す菱形の穴」など意味の分からない文言を連発するだけでなく、「本物のスマート電動歯ブラシ」とうたっておきながら、搭載している機能は「タイマー」だけというチグハグ感を見せてみたり、「最高の触り感」という何とかニュアンスは分かる言葉の説明として「赤ちゃんの肌ぽい」という脱力感のあり過ぎる表現をしてみたり、なかなか刺激的な商品説明となっています。たとえ5つの運転モードがあろうが、6本の替えブラシが付いてこようが、「超大型バッテリー」を搭載していようが、不安感が上回ってしまって、なかなか購入の決断に至らなそうですが、アマゾンのランキングで人気を博していることは間違いありません。しかも「7am2m」は、この「AM101」だけでなく、「AM105C」という別商品も同時にランクインさせるという人気ぶりとなっています。まあ、突発的に浮上してはサッサと撤収して、その後は影も形も見当たらない、短期資金回収型のブランド、製品は過去にも多数あるので、1年後、いや半年後にでも、この「7am2m」が同じような人気を維持している場合に初めて検討してみるくらいで良いのかもしれません。

8位

ブラウン オーラルB「iO3S(iOG31A60WT)」

歯科クリーニング後のような磨き上がり

2022年発売モデル。価格目安:13,000円くらい
「ブラウン オーラルB」の新しい主力モデル「iOシリーズ」のエントリー製品となります。「iOシリーズ」は「iO」の後の数字が大きい方が上位モデルとなりますが、「iO3」は現行モデルの中で最も数字が少なく、さらに数字の後に「S」が付いているこの「iO3S」はアマゾン限定のモデルとなっていて、通常の「iO3」の運転モードが3種類あるのに対し、1つ少ない2種類の運転モードを搭載した製品となっています。その分価格がお安いという意味合いだと思われますが、その価格差は微妙だったりするので、購入時は要注意かもしれません。エントリーモデルとはいえ、「iOシリーズ」の最大の特徴である「遠心マイクロモーション」は搭載されていて、メーカーの従来モデルより高いブラッシング能力を誇ります。

9位

フィリップス「ソニッケアー 3100シリーズ 2本入りモデル(HX3675/24)」

スリムで軽量、使いやすいベーシック機能をお好みの方へ

2021年発売モデル。価格目安:11,000円くらい
ソニッケアーのエントリーモデルです。「ブラック」と「ホワイト」の本体2本セットモデルとなります。「3100シリーズ」は、必要最小限の機能と付属品に絞ることで、低価格(あくまでソニッケアー基準)を実現しています。ただ、単純に歯磨きをするだけの能力については上位のモデルと比べて大きく劣るわけではありません。また、ブラシの押し付け過ぎを防止する「過圧防止センサー」は搭載されていて、比較的小さくて取り扱いのしやすい本体サイズや、充電時間の短さなどを考えると、上位モデルの「プロテクトクリーン」よりもコストパフォーマンスは高いという評価をすることも可能でしょう。

10位

7am2m「電動歯ブラシ AM105C」

全方位 歯と歯ぐきを守ります

価格目安:3,500円くらい
このランキングの7位にも別製品をランクインさせている「7am2m」の製品です。ブランドのWEBサイトなどが存在しないので、ランクインしている2つの製品がブランドの中でどのような位置づけなのかもよく分かりません。充電方式やバッテリーの性能などはもう1つのモデルの方が優れているようですが、ブラシの振動数や、付属する替えブラシの数、「トラベル携帯ケース」などが付属することなど、こちらのモデルの方が充実しているところもあり、何とも判別がつきません。まあブランドや製品についての詳しいことも分からないので、ブランドのWEBサイトが用意されてから考えても良いと思われます。ただ、WEBサイトが用意されるまで、この製品がアマゾンで販売され続けられているかどうか、非常に不透明なところかもしれません。