“ソニッケアー”であることに意味がある最下位モデル。ソニッケアー2100シリーズ「HX3651/23」

電動歯ブラシのトップブランド「ソニッケアー」の廉価モデルです。アマゾン限定モデル(2024年)となります。

下位というか、最下位モデル

廉価モデルというのは、まあ要するに下位モデルです。

なかでもこの「HX3651/23」が属する「2100シリーズ」は、数ある「ソニッケアー」の電動歯ブラシの中でも最下位に位置している正真正銘の廉価モデルと言えるでしょう。

この「HX3651/23」より優れた機能を持つ製品は、ソニッケアー各製品には当然のこと、ソニッケアー以外の製品にもたくさん存在すると思われます。

ただ、「ソニッケアー」というブランドに属しつつ、この「HX3651/23」より安価な製品はそうそう存在しません。

この「HX3651/23」は特別な機能は搭載していません。まあ当然です。

毎分約3100ストロークの高速振動、30秒ごとにビープ音が鳴る「カドペーサー」、電源オンから2分間でブラッシングが停止する「スマートタイマー」、この「HX3651/23」が搭載しているこれらの機能は、ソニッケアーを名乗る電動歯ブラシであれば、基本的に搭載している機能となります。

この「HX3651/23」には運転モードは1つしかなく、ブラシの押し付け過ぎを防止する「過圧防止センサー」も搭載していません。

悩ましい価格設定

必要最小限の機能しか搭載していないこの「HX3651/23」の場合、機能面に魅力を感じるという可能性は低いため、その魅力はズバリ価格ということになります。

約5,000円

それがこの「HX3651/23」の実勢価格(2025年11月)です。

電動歯ブラシとして高過ぎる価格ではありませんが、安い!と驚く金額でもありません。ソニッケアーというブランドがあってこその価格設定と言えるでしょう。

価格が決め手となる商品の場合、ライバル製品との価格差は当然気になるところです。

価格で選ぶならブラウンOralB

この「HX3651/23」のライバル製品として、まずは同じく電動歯ブラシの世界的ブランドであるブラウンOralBの廉価モデルというか、この「HX3651/23」と同様に最下位モデルである「すみずみクリーン マルチアクション」をあげることが出来るでしょう。

「すみずみクリーン マルチアクション」は2つの運転モードを搭載し、価格も3,000円台という高いコストパフォーマンスを誇ります。

ただ、ブラシが細かく振動するソニッケアーとは異なり、ブラウンOralBはクルクルと高速回転するブラシを搭載しているという大き過ぎる違いがあります。

クルクルブラシでOK、或いはむしろクルクルブラシの方が良い!という場合は、ブラウンOralB「すみずみクリーン マルチアクション」の方が優位に立つことは間違いありませんが、クルクルブラシに特に魅力を感じない場合は悩ましいことになるかもしれません。

より高機能、しかし同じ価格帯のドルツ

国内電動歯ブラシの3大ブランドと言えば、フィリップスのソニッケアー、ブラウンOralB、そしてもう一つはパナソニックのドルツです。

ドルツの「EW-DM74」は、現行ラインアップの中の最下位モデルとなります。しかし最下位と言っても、この「EW-DM74」はなんと3つのもの運転モードを搭載し、それでいてブラシの振動数はソニッケアー「HX3651/23」と同じ約3100ブラシストロークという数値を誇ります。そしてこのドルツ「EW-DM74」の価格はソニッケアー「HX3651/23」と同じ約5,000円となっているのです。

これは、、、価格と性能で選ぼうとしたときに、ドルツ「EW-DM74」の方が有利なのでは?という気がしてくるところですが、同じ価格のソニッケアーとドルツでどちらを選択した方が良いかについては、なかなか難しいところかもしれません。

もはや風前の灯火の感のあるニッポン家電の雄、パナソニックのドルツを応援したくなる気もしますが、ワールドワイドに有名なブランドとなるとソニッケアーの方に軍配が上がるでしょう。

1ランク上は「3100シリーズ」

同じソニッケアーで、この「HX3651/23」の1つ上のモデルは「3100シリーズ」となります。

「3100シリーズ」にはブラシの押し付け過ぎを防止する「過圧防止センサー」が搭載されています。

ブラシを歯、歯ぐきに強く押し付けてしまったときに、自動で振動を抑えてくれるので、歯、歯ぐきを痛めてしまう危険性が減ります。

歯磨きの安心感がグッと高まりますが、この機能を搭載することで「3100シリーズ」の価格は、「2100シリーズ」より2,500円くらい高い7,500円くらいが相場となっています。これはこれで悩ましいところと言えるでしょう。

まとめ

機能的には魅力の薄い、この「HX3651/23」ですが、世界のソニッケアーブランドの製品であることは間違いありません。

ソニッケアーは替えブラシが基本的に共通仕様となっているので、最下位モデルであるこの「HX3651/23」のブラシヘッドとして、現行ラインアップの最上位モデル「9900プレステージ」に標準搭載されている「プレミアムオールインワンブラシヘッドを装着することも可能です。

さらにソニッケアーの場合、標準の運転モードのブラシ振動数に関しては、上位モデルと下位モデルに差がないので、上位モデルと同じブラシヘッドを装着して、通常の運転モードで歯磨きをしている分には、上位モデルとの差はそれほど無いと言えるかもしれません。

もちろん上位モデルには、センサーやら、複数の運転モードやら、付属ブラシやら色々付いているので、歯磨きのしやすさ、多彩さを考えると、上位モデルの方が魅力的であることは言うまでもありません。

特にこの「HX3651/23」には、ブラシの押し付け過ぎを防止するセンサーが搭載されていないので、初めて電動歯ブラシを使用するという人向けのモデルとは言えないでしょう。

ただ、すでに「ソニッケアー」に慣れていて、「ソニッケアー」を使った歯磨き方法が確立している人が、分かったうえでこの「HX3651/23」を選ぶのであれば、見込み通りの性能を発揮してくることも確かでしょう。

■ソニッケアー2100シリーズ(HX3651/23)のスペック
発売2024年
ブラシ振動数約31,000ブラシストローク/分
サイズ高さ238×幅25×奥行26mm
重さ-
連続使用時間約2週間(2分×2回/1日)
充電時間約24時間
バッテリーリチウムイオン
運転モード1つ
付属ブラシクリーンプラス×1本