NEXTでひと休み。昨年モデルを完コピして来たシャープの最強空気清浄機「KI-JP100」

根強い人気を保ち続けるシャープの空気清浄機の中でも、飛び抜けた能力を持つプレミアムモデルです。



シャープ プラズマクラスターNEXT搭載(50000) 加湿空気清浄機 ホワイト KI-JP100-W

シャープの空気清浄機の必殺ワザと言えば、もちろん「プラズマクラスター」ですが、この「KI-JP100」に搭載されているのは、最新最強のプラズマクラスター、その名も「プラズマクラスターNEXT」です。

「ただのプラズマクラスターではないぞ!くらえ!プラズマクラスターNEXT!」

みたいな感じでしょうか。

うん。より必殺ワザ感が増していて、カッコいいかもしれません。

パナソニックの「ナノイー」の最強版が「ナノイーX(エックス)」となっているのと同じコンセプトなのでしょう。「NEXT」と「エックス」、はたしてどちらが強いのか、対決してみて欲しいところです。

そんな最強の「プラズマクラスターNEXT」を搭載するこの「KI-JP100」は、もはやただの空気清浄に留まらず、「空気浄化の次のステージへ」と向かうのだそうです。

いやいや、別に普通に空気清浄してくれれば良いですよ、という声も上がりそうですが、「プラズマクラスターNEXT」のチカラを目の当たりにすると、そんな声もかき消えてしまうかもしれません。

何しろ「プラズマクラスターNEXT」は、置かれている部屋の空気をキレイにするだけでなく、その部屋をストレスがたまりにくい環境にしてくれるというのです。さらに集中力を維持しやすくなって、勉強などもはかどる可能性があるのだそうです。

これはスゴすぎる!

学校や病院はもちろん、クレームに対応する顧客相談室とか、身動きの取れない通勤電車とか、空回りしている国会議事堂とか、ストレスが溜まったり、集中力が必要そうだったりする場所には漏れなくこの「KI-JP100」を置いていけば、もっと過ごしやすい世の中になる可能性もありそうですが、やっぱりこの「プラズマクラスターNEXT」の効果も「試験空間における実証結果であり、実使用空間での実証結果ではありません」ということなので、公費などを投入して設置を義務付けることは難しいでしょう。

そしてもちろんこの「KI-JP100」は「プラズマクラスターNEXT」以外の力も侮れません。

空気清浄については、最大10㎥/分の風力、そしてホコリとニオイだけでなく、温度、湿度、照度、さらに人感と6つのセンサーを駆使する自動運転が可能となっています。加湿についても最大930ml/時と、十分過ぎるくらいのパワーを誇ります。

さらに自動でプレフィルターを掃除する機能や、クラウド上の人工知能を利用して、より効率的な使い方に調整してくれたり、シャープ製品ではおなじみの高温・乾燥などの「みはり機能」も搭載されています。

さすがプレミアムモデルです。全部の機能を使いこなすのは難しいと思ってしまうほどの多機能モデルに仕上がっています。

ただ。

この「KI-JP100」は、前年モデル「KI-HP100」と基本的に同じ仕様となっています。交換するフィルターなども同じ品番です。2つのモデルが全く同じと別に明記されているわけではありませんが、型番を確認せずにこの2つのモデルを見分けることは、素人には不可能と思われるほどの相似形なのです。

もちろん、前年モデルと同じだからといって悪いことは何もありません。必殺ワザも「NEXT」としてしまっているので、簡単に「NEXT」の「NEXT」とはいかないのでしょう。

いったんここで小休止ということなのかもしれませんが、「NEXT」の次の必殺ワザはどんな名前になるのか、ほんの少し楽しみなところです。

■KI-JP100のスペック

発売2018年11月
サイズ幅427×奥行371×高さ738
重さ約17kg
適用畳数46畳(空気清浄)
風量2.0→6.5→7.7→10㎥/分(空気清浄)
運転音21→48→51→54dB(空気清浄)
消費電力5.3→44→60→95W(空気清浄)
センサー人感・ホコリ・ニオイ・湿度・温度・照度
加湿量最大930ml/h
タンク容量約4.3L
交換品Ag+イオンカートリッジ・プラズマクラスターイオン発生ユニット・加湿フィルター・集塵フィルター・脱臭フィルター

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